コラムニスト清志郎
仕事が一段落した。うれしい~(涙)。懐さびしい昨今ながら、今夜はちょっとワインを飲んでいる。とはいっても、これから二段落も三段落もあるわけなんだけど。
さて、ネタとしてはもう古いと思われるかもしれないが、忌野清志郎。ずっと仕事漬けで回顧する暇がなかなかなかった私としては、まだ終わっていない。ユーチューブの時代になっていちばんうれしいのは、気軽に昔の歌やステージを楽しめることだ。彼の声も歌も好きだったけれど、なんというか、雰囲気やセンスが好きだった。ただそこにいるだけでおしゃれというか。自分のスタイルに手抜きというものがなかった。スタイリストはつけていたのだろうか?
忌野清志郎という名前は、確か中学生のときに初めて雑誌で知った。その雑誌とは、昔懐かしいMCシスター(いまでもあるのか?)。これは女子高生向けファッション&ライフスタイル雑誌みたいな感じの月刊誌で、私は中学から高校まで愛読していた。オリーブ派もいたけれど、私はだんぜんMC派で、何しろモデルとスタイリストが好きだった。デビュー前の今井美樹やRIKACOがドゥ・ファミリーを着ていて、それはもう、かわいかったのだ。切り抜いてスクラップまでした(ヒマだった・・・)。私はすでにこの頃には、ロンドンやロスやNYではなく、パリまたは保守系のファッションで行くことが決まっていたような気がする。それでどうして清志郎と関係があるのかというと、なんと彼はその雑誌でコラムを連載していたのだ。他にも五、六人執筆陣がいたが、いま思うとMCシスターの人選のセンスにしみじみする。確か清志郎の隣は明石家さんまだった。もちろんさんまも初めて聞く名前で、売れるずっと前のことだったから、落語家かな、ぐらいにしか思っていなかった。それで、このさんまと清志郎のコラムが、ダントツに面白かったのだ。清志郎だから政治のテーマかというとそんなことはなく、なんということもない日常の話だったと思うが、文体がよかった。個性的なしゃべり口調で、さすがにリズムがよく、やはり「おしゃれ」だった。さんまも、特にくすくす笑える感じでもなかったのだが、なぜか魅力があった。よく覚えているのは、どっちもとても素直で、あけっぴろげで、だからわかりやすくて共感できたのだ。あのコラムのページ、とっておけばよかったなあああ!
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